広葉樹を植樹して針葉樹と広葉樹の混交林の造成を進めています。
春から秋にかけて下刈やつる切りを、冬には間伐や地拵えを実施し、植樹地の⼿⼊れをしています。
主な活動
広葉樹を植樹して針葉樹と広葉樹の混交林の造成を進めています。
春から秋にかけて下刈やつる切りを、冬には間伐や地拵えを実施し、植樹地の⼿⼊れをしています。
のびのびと育った巨樹の森を⽬指して今までに約2万本の広葉樹を植樹してきました。
⼿⼊れの⾏き届いていないスギ・ヒノキの⼈⼯林では除伐・間伐を⾏っています。このほか登⼭道の整備、⾵景林の修景作業などの森林整備を⾏います。
森の研修会、チェーンソー講習、美林⾒学会、⽀援企業との交流会、森づくりボランティア⽀援などのほか、
作業⼩屋にて間伐材を活⽤した「⽊⼯品作り」にも取り組んでいます。
作業日
活動は毎⽉第 2 ⼟曜の定例作業⽇を主体に⾏っています。
参加者は毎回平均 60 ⼈程度、年間の合計はのべ 1,000⼈に及んでいます。
活動場所
活動フィールドは、⼋王⼦市裏⾼尾町の東京神奈川森林管理署が所管する⾼尾⼩下沢国有林(⾵景林)102ヘクタールです。
この広⼤なエリアで⼀年を通して森づくりに取り組んでいます。
植樹祭
発⾜以来 15 年間、毎年植樹祭を実施してきましたが、植樹するまとまったエリアがなくなり、2016 年から2年間は、⼿⼊れが⾏き届いていない⼈⼯林の間伐を⾏う育樹祭を開催しました。その後、荒天やコロナ禍による中断をはさみ、2022 年から植樹祭を再開し、毎年実施しています。
親⼦森林体験スクール
未来を担う⼦供たちに森に親しんでもらう⽬的で「親⼦森林体験スクール」や「親⼦キャンプ」を企業等と共催で実施しています。
各種プロジェクト活動
隣接する⽊下沢都有林でも、都より森づくり活動の承認を得て、毎⽉作業を⾏っています。
⾼尾で培った技術を⽣かして、三宅島復興⽀援緑化再⽣プロジェクトなど各地で復興、緑化再⽣の⽀援を⾏っています。
動物カメラによる定点観測
2010 年頃からシカの⽬撃情報が寄せられたことからカメラを設置したところ、2013 年からシカの映像が確認されました。現在 8 ヶ所に定点カメラを設置していますがこの数年でシカが激増。特に2016 年にメスジカが確認されてから 6 年間で 14 倍に増加。下草のみならずアオキ等の新芽の⾷害が⽬⽴つようになりました。更に植樹した苗の新芽が標的になったため、植樹と同時にシカ対策として⾊々な形状のシェルターやシカ柵を実験的に設置しています。
また、⾼尾⼭系には 30 数種の哺乳類が⽣息していると⾔われていますが、カメラには 17 種が確認されており、調査データは林野庁、東京都、⼋王⼦市、⾼尾 599 ミュージアムなど 18 関連先に報告しています。